スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

健診

 2月3日の夜,家内と京都岡崎の京都会館で催された石川さゆりショーに行った。芸能音楽の類には縁がない私だが,それでも石川さゆりの“天城越え”や“風の盆恋歌”は大好きで,一度はテレビではなく,本物を見てみたい,と思っていた。会場にきていたのは,ほとんど同年輩の人たちだったように思う。なんとか何十年かを生きてきて,その経験が稀代の演歌歌手の歌をききたいという気分や感情を共通にさせているのかも・・・・などと思う。
 やはり舞台は素晴らしかった。
 帰りに,ふと思い立って京都会館から徒歩数分のところにあるはずの居酒屋をのぞいてみることにした。学生時代(もう40年まえの話である)によく行った店である。はたしてあるかどうか,と思いながら行ってみたら,あった! 店を切り盛りしていた“お姉さん”も老境であるが,今もいた。「熊野寮にいたんですが・・・・」というと,数秒たって「そういえば面影がある」と言ってくれた。短い時間だったが,昔の思い出話をしてお銚子を2本あけ,餃子を食べた。そして気分よく帰宅した。
 話はここからである。夜中に,上腹部に違和感があって目が覚めた。だんだん鈍痛がひどくなり,気分も悪くなった。口に指をいれて,必死の思いで胃の内容物をだしたが,それでも鈍痛はおさまらない。居ても立ってもいられず,ふとんの上に寝転がっても,どんな姿勢をとっても鈍痛はおさまらない。どれくらいたったか,ようやく眠気が勝って,寝ることができた。この鈍痛が,その翌日も,さらにその翌日も続いた。なんとかかんとか寝ることはできたが,3回目の鈍痛がきた朝,家内が「顔が黄色い」という。事務所にでると,皆に「病院に行った方がいいですよ」と言われた。
 それでかかりつけの医者の所に行ったところ,血液検査,尿検査,エコーを取ったあと,近くの大病院を紹介された。
 翌々日,その病院の内科を受診する際の問診票に「癌だった場合,告知を希望しますか」との質問があった。しばらく考えて「希望しない」の方に○をつけた。
 そこでも,エコーをとりX線写真をとり血液検査をうけたあと,内科医の診察をうけた。「胆石ですね」「とった方がいいです」「外科を紹介しましょう」ということで,その日のうちに,消化器外科で再び診察をうけた。ここでも問診票があった。「告知しないでくれ」と内科で言ったものだから,ほんとに胆石だろうかと疑いはじめ,「どうせ,告知されなくても,医者の様子や家族の様子,治療の仕方を見ていたらわかるものはわかる」「ずっと,疑心暗鬼でいるよりも,すっきり言ってもらった方がよいかも」と思い始め,外科の問診票には「内科では,告知しないでくれ,と言いましたが考えをかえます。全部言ってください」と書いた。
 外科医は「胆石でしょうが,がんの可能性も排除しないでみてみましょう」ということで,翌日に血管造影のCT検査,さらにその翌日にはMRI検査を受け,その3日後にそれをみて今後の方針を決めることとなった。
 この3日間は,実にうっとうしかった。インターネットで病名や症状,検査方法を検索しまくり一喜一憂することを繰り返していた。
 結論は「胆石症」だった。手術はしなければいけないようだが腹腔鏡でできるということで,あまり大げさに考える必要はないようだ。ただし,肥満で脂肪が腹部にたまっているので,「体重を減らして脂肪も減らしますから」といって外科の先生にお願いして少し手術を先に延ばしてもらうことにした。
 外からみればなんということのない話であるが,本人としてはいろいろ思うことがあった。
 親しい友達数名に,精密検査中という話をしていた。ある友達に「やっぱり胆石だった」というと,「ああそれはよかった。しかし,ちょっと残念なような気もするな」と言われた。「残念,ということはないだろう」と答えたが,まあ,当人以外からみれば,そんなものかもしれない。
スポンサーサイト
プロフィール

多賀光明

Author:多賀光明
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。